信託保全はしっかりしている確認する

利用者の資金を守る「信託保全」

FXは取引業者との総体取引ですから、業者が倒産すれば市場は開いていても取引ができなくなり、今まで投資した資産が戻ってこないケースもあります。取引自体は別の業者に口座を開設すれば再開可能ですが、それまで投資した金額や資産が戻ってこないのは考えただけでも恐ろしいですね。

 

●利用者の資金を守る「信託保全」

 

現在のところ業者の裁量に任されている制度に「信託保全」というものがあります。これはFX業者が顧客から預かった資金を信託銀行に預け、会社の資産とは別に管理しておくことです。こうすることにより万が一にも業者が倒産した場合、預けていた資金が業者の資産の一部として扱われることを防ぎ、全額返金が可能と考えられています。

 

信託保全はより大きな枠組みで見れば「分別管理」と呼ばれるものの一種です。これはFX業者に自社の資産と預かった資金とを分けて管理するよう義務づけた命令です。その中でも特に信頼度が高いとされる信託保全ですがこれは義務ではありません。信託保全以外の方法で分別管理しているFX業者の場合、顧客は一般債権者と同じ扱いになります。